Teradata VantageCloudがAWS Glueのネイティブ接続に対応
TeradataとAWSの連携ソリューションで、データ統合タスクを簡素化、合理化し、高いコスト効率を実現します。
包括的なAI機能を搭載したクラウドデータ分析基盤「Teradata VantageCloud」がAWS Glueのネイティブ接続に対応しました。この対応により、企業は、AWS Glueを経由して100を超えるデータソースに簡単に接続し、Teradata VantageCloudの強力な分析機能ClearScale Analyticsで生成AIを含む高度なアナリティクスを大規模に運用することが可能となります。データ統合タスクを簡素化するための最適なツールを提供するとともに、データ統合プロセスを合理化し、アクセスしやすく、コスト効率を向上させます。
分析を行うユーザーが複数のソースからのデータを簡単に検出、準備、移動、統合できるサーバーレスのデータ統合サービスであるAWS Glue は、100を超える多様なデータソースを検出して接続し、一元化されたデータカタログでデータを管理できます。また、抽出、変換、ロード (ETL) パイプラインを視覚的に作成、実行、モニタリングして、データをデータレイクにロードできます。他方、Teradata VantageCloudは、クラウド、オンプレミスを問わず社内に散在するデータソースのデータを論理的に統合し、分析・活用することが可能なクラウドデータ分析基盤です。オープンで、コネクテッド、生成AIを含む高度なアナリティクスを大規模に運用可能にする強力な分析機能ClearScale Analyticsを搭載し、最も包括的なAI機能を提供します。
今回、AWS Glue は、AWS Glue Studio と AWS Glue ETLスクリプトの両方を通じてTeradata VantageCloudにアクセスできるネイティブ接続のサポートを提供します。AWS Glue Studio を使用した接続と AWS Glue ETLジョブの作成、実行、監視のプロセスを簡素化するビジュアルインターフェイスを提供します。このサポートは AWS Glue ETLスクリプトまで拡張されており、Python または Scala を使用して、より具体的なデータ統合および変換タスクを作成および管理できます。このため、コネクタライブラリのインストールや管理を必要とせずに、Teradata VantageCloudからデータの効率的な読み取りと書き込みが可能になります。AWS Glue Studio のノーコードのドラッグアンドドロップビジュアルインターフェイス内でソースとターゲットの両方としてTeradata VantageCloudを追加したり、AWS Glue ETL スクリプトジョブでコネクタを直接使用することができます。
本対応により、データをTeradata VantageCloud上で統合するためのシームレスで効率的な手法がAWS上で提供され、データ分析の取り組みを強化することができます。両サービスが組み合わされることで、データ統合ワークフローを簡素化するだけでなく、分析、ビジネスインテリジェンス、AI/MLイノベーションを推進することが可能となります。
【提供状況】
AWS GlueからTeradata VantageCloudへのネイティブ接続はすでに提供が開始されています。
【参考資料】
AWS GlueからTeradata VantageCloudへの接続方法についてのドキュメント(AWS Glue User Guide)
AWS Big Data Blog : Prepare and load Amazon S3 data into Teradata using AWS Glue through its native connector for Teradata Vantage
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